なりきれない女の雑記

なりきれない女の雑記

現実と虚構に溺れる毎日。

最近のこと(2019.02~)

久しぶりの投稿になってしまった。

気がつけば2月も1週目が終わる。季節外れの暖かさだった春の始まりの日に私は一つ歳をとって、母が私を産んだ歳になった。私はそれを一つのリミットと思っていたけど、なんてことはない、私はいつも通り生きていけばいい。…なーんてそんな風に強がっているけど、本当は少しだけ焦っている。周りが子どももそろそろ二人目を、と考えている中で私は未だに自分のことで精一杯だ。子どもの母親としてたくましく、そして女として生き生きとしているように見える友人達には本当に尊敬する。まぁ、見えないところで色々大変なんだろうけどさ。人と自分を比べてどろっとしそうな感情を、そうなる前にコーヒーで流し込む。アラサーも終わりが見え始めてる今日この頃。そんなこんなで通常運転の私だ。

 

冬ドラマのこと

このブログの更新が止まっているのは単に仕事が忙しくなっただけなのだが、そもそも書くネタが無かったのだ。

ドラマの感想記事を書こうとしたが、なんせ今期は全然集中して観ていない。「トレース」は船越がうるさい上に原作と違くてイマイチ内容が頭に入ってこないし、「初めて恋をした日に読む話」は少女マンガ原作なのは仕方ないにしてもアラサーの悲劇扱いがひどい割には深キョンが可愛すぎて、その矛盾に突っ込みを入れつつの、ながら観しかしていない。「後妻業」は始まる時間が21時で、残業帰りに遅めの夕飯の支度をしていることが多いし、かといって見逃したのを追っかけするほど面白いとは思えない。「家売るオンナ」も背後にDAIGOを感じながら北川恵子を愛でるくらいにしか観てないし、QUEENもスタイリッシュでかっこいいけどスッキリ感があまりなくて録画が溜まっている状態。あと、「3年A組」か。サイコな菅田将暉が観れて最初は嬉しかったのだけど、だんだんと金八先生のようなシーンが多くて“なんだやっぱり日テレじゃん”とがっかりし、2話くらい見逃しているままだ。ちゃんと録画も追っかけて観ているのは「メゾン・ド・ポリス」「グッドワイフ」くらいだろうか。この2つは1本継続した軸のストーリーがあるものの基本的には1話完結のドラマで、かつ、内容もよく作られていて登場人物も魅力的。やはり続きが気になるドラマじゃないとハマらないんだよな。というわけで、感想記事もTwitterも冬は少しセーブ気味になっている。

 

親友Mとの定例会

でも、昨日一つ書くネタが増えた。

中学からの親友Mと仕事帰りに待ち合わせて銀座2丁目の焼肉屋さんへ。以前行った「マルウシミート」の銀座2号店。こじんまりした店内は満席で、入った途端に肉の焼ける香ばしい良い匂いが・・・。Mも到着し、まずは3~4ヶ月ぶりの再会を喜び合い、乾杯。早く食べたいし、早く喋りたいので適当にメニューで目についた「切り落としカルビ 680円」を「切り落としタン 780円」と「ハラミ 780円」と頼むと、綺麗にサシの入った見るからに美味しそうなお肉がスピーディーに運ばれてきた。しかも安いのにボリューミー。いいのか?いいんですか?笑 遠慮なく喰らう。ひと噛みしただけで美味しい。飲める。お肉を持つトングとお箸が止まらない。これ、安いし美味しいし、エンドレスに食べられるんじゃない?危険しか感じなかった。(あ、思い出しただけでまたお腹が空いてきた。)

そして箸も止まらないが、話も止まらなかった。大きいテーブルの真ん中の席だったので、両隣に知らない方々に丸聞こえだったかもしれないが、そんなことも関係なく下ネタも真剣な話も大いに盛り上がった。彼女と話していて天才的にうまいなと思うのは、突っ込むタイミングと共感性だ。私の話のボケている部分を絶妙なタイミングで突っ込み、この気持ちわかってほしいわ―と思って投げた球を確実に拾ってくれる。もう付き合いも18年になるので、私も彼女の事をそれなりにわかっているつもりだが、会うたびに彼女の魅力には驚嘆する。ほんとね、食べっぷりも飲みっぷりも含めて最高にイイ女なのよMちゃん。

そんなMの魅力を再発見したところで、2時間制のラストオーダーの時間に。お肉5~6皿、キムチ・ナムル、ドリンクもそこそこ頼み、最後はしっかりトマト冷麺で締めて、一人5000円程度。焼肉なのに安いよーーー。美味しくて安いって素晴らしい。

www.maruushi.com

 

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焼肉でテンションが上がった私たちは当然のようにカラオケへ。当然のようにっていうけど1年以上ぶりか?最初は普通に歌ってたのに、気が付けば90年代懐メロ、しかも私たちの世代ではなくさらに上の世代が聴いていたような、80年代の歌謡曲とかを歌いまくる流れに。いつかお母さんたちが歌っていたような曲たちの歌詞の良さとかが分かる歳になってしまったのか。10代・20代の頃よりも声の湿度が増して、抒情的な歌詞とメロディーがしっくりくる歳になってしまったのか。とにかく歌ってて気持ちがよかった。

中でもMが気に入ってくれたのは中島みゆきの「空と君のあいだに」だった。これは私たちが小学生の時に大ヒットした「家なき子」の主題歌だけども、酔っぱらったMの心に私の歌声がクリーンヒットしたらしく、2回も歌うことになった。隣の部屋がEXILEやGReeeNなどカラオケの鉄板を歌っている声が響く中、こちとら昭和のスナックのような雰囲気で私たちは大盛り上がりしていた。トイレの隣だったので、行き交う人にちらっとこちらの部屋の様子が見えたかもしれないが、異様だったかもしれない笑。

いやー、最高に楽しい夜だった。

 

これから30代を迎える方や女子中高生のお嬢様方に声を大にして言いたい。

30代楽しいよ。自分で稼いだお金で、好きなものを食べ、気の置けない仲間と好き勝手に騒いで。買い物に行きゃ、店員さんに話しかけられて普通のおしゃべりに発展するのも何も気にならないし、物を買う基準が「自分が楽かどうか」になって、必要以上の無理をしなくなってきたし。前まではおばさんくさいと思っていたことが、気が付けば自分も同じように年を取ってきたことにハッとさせられる中間地点。その「あ、年取ったね」と共有できる友達がいる素晴らしさを実感できる年代なんだよね、30代って。

もうアラサー終わりかけで「親友」なんて言葉はちょっとこっぱずかしく思う人もいるかもしれないが、私がここに書く友達は本当に「親友」だ。親にも夫にも見せられない、嫌なとこも恥ずかしいとこもひっくるめて私の全てをさらけ出せる人たちなのだ。大げさではなく、たぶん彼女がいなければ私は今いなかったかもしれないとさえ思える人たちなのだ。

そんな大事な友人を持つことができた18年前の私を褒めてあげたい。

 

 

※過去に書いた親友Mが出てくる記事※(すっごい内輪話でくだらないのであしからず笑)

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今度はいつ会えるかな。

おしまい。