なりきれない女の雑記

なりきれない女の雑記

現実と虚構に溺れる毎日。

2019春ドラマ前半戦 感想まとめ

春ドラマが始まって1カ月ちょっと。もうすぐ折返しというところまで来てしまった。冬ドラマは全然感想を書けなかったので、今期はちょこっと書き残しておこうと思う。令和初の記事はだいぶ長くなりそうなので、暇なときに適当に読み流してくれたら嬉しい。

 

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今回観ているもの

月曜:ラジエーションハウス(フジテレビ系 21時~)

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我々の病気を見つけるのは、目の前にいる主治医だけではない――病の原因を探り、レントゲンやCTで病変を写し出す放射線技師、さらには、画像を読影(※レントゲンやCT、MRI、超音波、心電図などの検査によって得られた検査画像から診療上の所見を得ること)し、病気を診断する放射線科医という者たちがいる。彼らが身を置くのは放射線科、“ラジエーションハウス”!  そこで働き、患者の病、ケガの根源を見つけ出す“縁の下のヒーロー”たちの戦いを描く!

(公式サイトより)

窪田正孝が初の「月9」主演ということや、題材が普段あまり目立たないコ・メディカルの「放射線技師」ということで、結構注目していたドラマ。まるでシチュエーションコメディのような放射線技師たちの部屋のセットや、トップの写真も見てみるとわかるように、このドラマのメイン演出は「HERO」も手掛けた鈴木雅之氏。個性的な技師たちの掛け合いが、HEROの検事・事務官たちの掛け合いを思い起こさせる。

初回は、窪田くん演じる主人公・五十嵐唯織の独特なキャラクターと、唯織の片思いの相手で幼馴染の放射線科医・甘春杏を演じる本田翼のびみょーーーな演技力に面食らったけど、回を重ねるごとに違和感が中和され、二人がいじらしく思えてきたから不思議。杏に対して盲目的な唯織を最初は汚いものを見るように見ていた杏が、次第と唯織を頼りにし尊敬のまなざしで見始めてるのが、ちょっと嬉しい展開。窪田君のあの血管浮き出るたくましい腕の中にバッサーが包まれるまで、私はちょっと応援したい。笑

でもね、話は結構無理やりだよ。今の作りだと放射線技師の凄さがイマイチ伝わらん。そんなことをちょこっとツイートしたら、唯織のここがすごい的なリプライをもらった。読影の速さとか異変を発見する正確さとかがすごいってのはもちろんわかっている。そんなことじゃない。ドラマでマイナーな職業を題材にするときは、親近感(?)が必要だと思う。もちろんドラマだから非現実的な設定なのは当然だけど、技師と医者の描写にもう少しリアリティがあっても良い気がする。大病院でのコ・メディカルの人たちの悲喜こもごもをもっと身近に見せてくれたら、より登場人物に感情移入できそうなんだけどなぁ。

 

火曜:パーフェクトワールド(フジテレビ・関西テレビ系 21時~)

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建築士の鮎川樹(松坂桃李)は、大学生の時に事故に遭ったことが原因で、脊髄を損傷し、下半身が不随に。“恋愛も、好きだったバスケットボールも、もうしない”心に固く決めていた。

そんなある日、高校時代の同級生・川奈つぐみ(山本美月)と再会。
閉ざされていた樹の心が、少しずつ開かれていくー。

二人の前には、さまざまな“困難”が立ちはだかる

つぐみに思いを伝えられない幼なじみ・是枝洋貴(瀬戸康史
自暴自棄になっていた樹を励まし続けた“恩人”・長沢葵(中村ゆり

突然障がい者となった息子を、誰よりも心配する、樹の母・文乃(麻生祐未
障がいのある樹との恋に反対する、つぐみの父・元久松重豊
お互いを“幸せにしたい”と思えば思うほど、二人はすれ違い―。

無限の可能性が広がる中で、樹とつぐみが選ぶ未来とはー?

 (公式サイトより)

TAKE FIVEやダンダリン、サイレーンなどの好演以来、大・大・大好きな俳優の松坂桃李が主演で、しかも下半身不随で車いすを扱う難役ということで、勝手に嫁の心境で「うちの桃李が~!!」と観る前からテンションMAXになっていた私。つい最近、3代目J SOUL BROTHERSの岩田剛典で映画化されたばかりの作品とは知らず、とりあえず漫画原作が2巻まで無料で読めたので予習して、内容に共感しすぎて号泣し、ドラマ初回は冒頭から期待しかない状態で視聴。結果は・・・まったく期待が裏切られなかった素晴らしいドラマだった!!

まず、事故がきっかけで下半身麻痺を患っている樹を演じる松坂桃李の演技力がさすがに素晴らしい。初回の冒頭での居酒屋のシーンで、帰ろうとする際に座敷から車いすに移る動作が、動かない足が当たり前のようにとても自然で一気に引き込まれてしまった。また、高校時代からの片思いを実らせ恋人となるつぐみを演じる、もう一人の主演の山本美月も、とても自然な演技で違和感なくドラマの世界に入り込ませてくれる。

2話ラストで二人は結ばれ、3話では恋人として二人の物語は動き始めたものの、つぐみの父親(松重豊)には猛反対され、つぐみと家族同然に過ごしてきた幼馴染の洋貴(瀬戸康史)や、樹をずっと支えてきた看護ヘルパーの葵(中村ゆり)のそれぞれの気持ちが交錯し、樹とつぐみの試練として立ちはだかっていく。障害があるということを除けば、本当に王道のラブストーリーだ。

「いつかこのドラマがただのありふれたラブストーリーになりますように。」

というキャッチコピーが何よりふさわしい。

しかし、愛する人に障害があっても愛の力で乗り越えていける、というのはあまりにも楽観的で綺麗事だ。実際に障害者が家族にいた私からしたら、余計に娘に不必要な苦労はさせたくないというつぐみの親の気持ちは痛いほどわかる。障害がある人とない人の物事の捉え方を、今の世の中では同じにすることはまだ難しい。健常者も障害者も同じ心地よさで暮らせるような世界になるには、まだまだインフラもシステムも整っていないからだ。でも、こういうドラマが増えることで様々な視点が増えることが嬉しい。

昔にも「愛していると言ってくれ」や「ビューティフルライフ」など、健常者と障害者の恋愛を描いたドラマがあったけど、それらは紆余曲折を経て結ばれて愛を確かめ合ってのエンドだった。今回は恋人として結ばれた後の二人がどうやって周囲の理解を得ていくかを注目していきたい。ラストはこのトップ画像のように皆に祝福されてのハッピーエンドだったらいいなぁ。(ま、結婚がゴールではないけど)

 

火曜:わたし、定時で帰ります(TBS系 22時~)

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現代の日本で“定時で帰る”“残業しない”をモットーに生きる新世代のワーキングガールを主人公に、曲者ぞろいのブラック上司や同僚たちの間で奮闘しながら、毎日に小さな奇跡を起こす。現代社会が抱える、曲がった仕事観や恋愛・結婚観、人間関係、ブラック企業問題、孤独死などの身近にある様々な社会問題を考え直し、「何のために働くのか?」「自分を大切にすること」「仲間を大切にすること」などのシンプルなメッセージを伝えていく。

(公式サイトより)

これだけで1記事書けちゃうなっていうくらいハマるドラマ。正直、あんまり期待してなかったんですよ。前枠のパーフェクトワールドの余韻もそこそこに、ふんわりした気持ちで観始めたら、もう!すんごい良いドラマだった。

吉高由里子演じるWebディレクター・東山結衣は、過去の経験から定時退社を徹底し、仕事に命を懸けるというような考え方を否定する女性。観る前はただの仕事嫌いのウェイ系女子かと思っていたのだが、全く違った。定時で帰るために、仕事のやり方を効率化し、その日やるべきことはきっちり仕上げ、不要な残業やイレギュラー対応が起こらないように日頃から努めている素晴らしい仕事女子だったのだ。

昔、私は安野モヨコ原作の「働きマン」に憧れていた。この漫画の主人公は週刊誌の女性記者で残業も休日出勤も当たり前、仕事のためなら彼氏と別れようがプライベートが犠牲になろうが一向にかまわない、仕事しながら死にたいと思うような女性なのだ。出版の仕事に就きたかった私はこの主人公にめちゃくちゃ憧れ、仕事に身を捧げたいと思っていた。しかし、時代とともにこのような猪突猛進な働き方はそぐわないと感じられるようになってきた。

そこで現れたのがニューヒロインの結衣なのだ。結衣の言動が周囲の人たちに影響を与えていくさまは、観ていて清々しい。特に、第1話のシシド・カフカが演じる結衣の同僚・三谷については、昔の職場での私を思い出して、とても胸が苦しくなった。周りにバカにされないように・会社での居場所を失わないように、と周囲の顔色を窺って、自分を犠牲にして頑張ってきた三谷が初めて無断で会社を休んだ時、結衣の一人の人として優しさが、画面越しの私にも沁みて涙が止まらなかった。

ここに出てくる社員はみんな他人と自分を比べて、自らを追い込んでいる人たちだ。

「みんなが残業しているから」

「○○さんと比べて評価が足りないから」

「これだから女は・・って周りに思われたくないから」

そうやって自分をどんどん追い込んでいる。そんな彼らに結衣は、他人より自分にもっと向き合うべきだと気づかせてくれ、「自分にとっての幸せ」が何かを考えさせてくれる。働きマンのような毎日がむしゃらに働いて、仕事のために生きる人生もいいかもしれない。でも、がむしゃらに働く自分を支えていた糸がぷつんと切れてしまったとき、何が残るんだろう・・・とふと考えたとき、やはり大事なのは「仕事以外の何か」だったり、人との関わりなんじゃないかと思う。このドラマは、自分にとって一番大事なことは何かってことを改めて考えさせてくれる良作。

KAT-TUNの中丸君演じる結衣の優しい家庭的な彼氏・巧との結婚、そして何より結衣の元婚約者でワーカホリックな晃太郎を演じる向井理との今後の展開も気になる~~~!!!

 

木曜:ストロベリーナイト・サーガ(フジテレビ系 22時~)

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誉田哲也原作の「姫川玲子シリーズ」を再ドラマ化。若くして警部補に昇任した姫川(二階堂ふみ)が率いる“姫川班”に、謹厳実直な刑事・菊田(亀梨和也)が異動してくる。そんな中、危険な寄生アメーバの繁殖が原因で遊泳禁止となっているため池付近で、ブルーシートに包まれた変死体が発見される。死体は喉元を鮮やかに切られており、これが致命傷だった。姫川は、最近このアメーバに感染した死亡者を探り出し、別の犠牲者がまだ池に沈んでいると推測。水中捜査を行うと、読み通り切創が酷似した遺体が発見される。

(ザ・テレビジョン春ドラマ特設サイトより)

このドラマに関しては、思い入れの深い私。2013年の竹内結子主演のシーズン1のガチファンで、ドラマきっかけで誉田哲也さんの原作も全部読んでるほど姫川シリーズが大好きなのだ。それが、キャストもスタッフも一新してリメイクされるということで、なんとも複雑な心境で第1話を観たのだが…

第1話は予想通り物足りなかった。というのも、姫川を演じるには二階堂ふみが若過ぎるのだ。もちろん、彼女の演技力は他の作品でも証明されてる通り申し分ない。でも何かが足りないとしたら、まとわりつくような血生臭い色気なのではないかと思う。姫川が抱える絶望と哀しさが私には二階堂ふみが演じる姫川には感じられなかった。たぶん姫川=竹内結子と刷り込まれてるから、ただ新キャストが受け入れられないだけだとは思う。でも、やはり全体的に前作のような、観てると飲み込まれそうになるほどの誉田哲也作品特有の迫り来る狂気が、キャストが若いせいで足りない気がする。

比べられるってわかってて前作と全く同じストーリーと登場人物にしたのか。チャレンジャーすぎるでしょ。リメイクは本当難しい。やるなら前作を上回って欲しかった。

そう思っていたんだけど・・・

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第3話で一気に見方が変わった。姫川の過去を丁寧に描いたことで、二階堂ふみ版の姫川が急に鮮やかに見えてきたのだ。淡々とした姿の内側に秘めている熱さが画面越しに伝わってきた。あれ?シーズン1ガチ勢だけど二階堂ふみ版の姫川も悪くないと思えてきたぞ。竹内結子の姫川は感情が出やすいタイプで、「右では殴らない」ラストの女子高生に恫喝するシーンでも、竹内結子版は結構お湯が沸騰するように怒りが爆発するんだけど、二階堂ふみ版の蛇のようにじわじわと締め上げる感じがとても良かった。

認めよう。二階堂ふみ版の姫川も悪くない。っていうか結構いい。笑

もともと作品自体はやはり面白いもの。原作が面白いからね。人間って恐ろしいよなぁって思わせてくれる。ひょっとしたら今作の方が原作に忠実かもしれない。前作がよりドラマチックに演出しているのに対し、今作は淡々と人間のおぞましさを描いているのかもしれない。今作は今作として、前作と比較するのも野暮なのかな。

でもね、やっぱりわがままを言わせてもらうと、一度解散した姫川班が時を経てメンバーが再集結するのも見てみたかったんだよ。結ばれなかった姫川と菊田のその後も、竹内結子西島秀俊でしっとりと描いた大人の関係ももうちょっと観てみたかったな・・・。笑

あ、亀梨版菊田のことは言及するの忘れたけど、それは察して欲しい。笑

 

金曜:インハンド(TBS系 22時~)

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原作は朱戸アオの同名漫画。ロボットハンドの義手を持つ寄生虫専門の天才科学者・紐倉(山下智久)が、難事件を科学的な方法で解決する。科学・医療機関で起きる問題に対処するチーム「内閣官房サイエンス・メディカル対策室」に告発状が届く。それは、ある病院で死んだ複数の心筋梗塞の患者に、日本では珍しい感染症シャーガス病”の疑いがあるというものだった。同室勤務のエリート官僚・牧野(菜々緒)は真相に迫るべく、紐倉を訪ねる。牧野に協力することにした紐倉は、患者を処置した医師・高家濱田岳)に会う。

 (ザ・テレビジョン春ドラマ特設サイトより)

何と言ってもキャスティングがいい。こんな特異な変態の役、山Pだからこそ映える。あの美しい顔と良い声で「う〜んその腰つきがセクシーだねぇ」って囁いているのが寄生虫相手だなんて最高にギャグじゃないか(笑)。それにしてもコードブルーといい、山Pは本当に演じるキャラクターに恵まれている。最初は山Pの美声がアダとなり、第1話は若干セリフが聞きづらかったのだが2話目からはキャラクターの魅力の方が優って、全く気にならなかった。紐倉の魅力は、人に興味がなく冷めているようでありながら、本当に救ってあげたい人に対しては温かいところ。そのギャップを緩急の良いテンポで山Pが見事に演じている。

また、その紐倉を取り巻く高家と牧野のキャラクターも魅力的。濱田岳演じる高家は熱血漢でお人好し。いつか国境なき医師団で働く夢を持った救命医だったが、病院内のしがらみに耐えきれず病院を辞め、紐倉の助手となった。自己中心的で傲慢な紐倉の指示に振り回されつつも、紐倉の能力を心から認めて信頼している。紐倉の天才的で突拍子もない発言に、凡人なりの的確なツッコミを浴びせ、紐倉のキャラクターを引き立たせている。コードブルーの浅利陽介とのやりとりも良かったけど、やっぱりこういう孤高のイケメンには人情味あふれる安心感ある三枚目が必要だ。菜々緒も今回は悪女ではなく、問題を放っておけない正義感溢れる猪突猛進系エリート女子。もともと外務省出身で、所属するサイエンス・メディカル対策室に長くいるつもりはないと言いつつも、事件解決に向けて暑苦しいほど奔走する。牧野と高家のやりとりもコミカルで、ドSの牧野からの高家のいじられっぷりもこのドラマの魅力だ。

ストーリーは1話完結形式。聞いたこともない感染症が出てくるので、医療ドラマ好きな私にはたまらない。コミカル部分とシリアス部分のバランスがよく、緩急のあるテンポが心地よくて、事件解決までハラハラさせられるというよりは、最後は心が温かくなるヒューマンドラマに仕上がっている。そして時折出てくる紐倉が買っている白いふわふわ犬のサモン(サモエド)が可愛くて癒されまくる。完璧なドラマじゃないか!!

第5話で紐倉の義手の秘密も明かされ、高家や牧野との絆も深まったところで後半戦突入。これからこの三人がどんな難題に立ち向かっていくのか、そして第5話で登場した時任三郎演じる福山が、これから三人にどう関わっていくのかが楽しみだ。(まさか第5話だけのゲストじゃないよね!?)

 

金曜:家政夫のミタゾノ(テレビ朝日系 22時15分~)

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松岡昌宏扮(ふん)する女装家政夫・三田園薫が、派遣された家庭に巣食う“根深い汚れ”までもスッキリ落とすシリーズ第3弾。見習い家政夫・村田光役で伊野尾慧、若い家政婦・恩田萌役で川栄李奈が新たに加入。アラブのとある国で、石油を採掘する一族に仕えていた三田園は、あるミッションのため日本に呼び戻される。

(ザ・テレビジョン春ドラマ特設サイトより) 

大人気シリーズの第3弾。ミタゾノさんは相変わらず面白い。「きっとこういうオチだよな」というところのさらにその先を行ってくれる。家事情報は正直スパイス程度なんだけど、演じてる松岡くんが何より楽しそうで見ているこちらが楽しい。じわじわと依頼人を攻めていくのが素で楽しんでそうで。

また、ミタゾノさんの側にはいつもバディが一緒にいるんだけど、そのバディを演じるHey! Say! JUMPの伊野尾くんと川栄李奈ちゃん。純真無垢な伊野尾くんと真面目で推理好きな川栄ちゃんのコントラストも面白い。(その推理が結構検討違いなところも面白い)

ながら見しかしないけど、人間の欲深さとか業がよく描かれているなーと感心しちゃう。でもこのミタゾノさんのインパクトがなかったら目を背けたくなっちゃうような現実世界。現代の「笑ゥせぇるすまん」みたいなドラマで、人の黒い部分を見て我が振り直すのが一番なのかも。それとも他人の不幸をテレビの画面で味わってストレス解消にはもってこい!?なドラマだね。

 

金曜:きのう何食べた?テレビ東京ほか 深夜0時12分~)

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筧史朗(西島秀俊)は街の小さな法律事務所で働く雇われ弁護士。 史朗の日課は、定時に事務所を出た後に近所の安売りスーパーへ向かうこと。お買い得な食材をすばやく吟味しながら、頭の中で瞬時に夕食の献立を組み立てていく。月の食費を2万5千円以内に抑えるのが史朗にとっての重要課題なのだ。

帰宅した史朗は早速夕食づくりに取りかかり、三品のおかずと炊き込みご飯、味噌汁を手早く仕上げる。そしてちょうど夕食の支度が調った頃、帰宅してくるのが同居する美容師の矢吹賢二(内野聖陽)だ。二人は”シロさん“”ケンジ“と呼び合う恋人同士。二人で食卓を挟みながら取る夕食の時間は、日々の出来事や想いを語り合う大切なひととき。

シロさんとケンジのほろ苦くもあたたかい毎日と、日々の食卓を描いた物語の始まりです。

 (公式サイトより)

この漫画はずっと集めていて、いつかドラマ化してくれたらいいなぁなんて思っていたけど、まさか本当にそうなるとは。ありがとう、テレ東。さすがだよ、テレ東。ドラマ化発表後のキービジュアルの画(上記)を見て、もう安心しかなかったけど、実際ドラマが始まっても素晴らしいの一言しかない。

キャスティングも見事。シロさんを演じる西島秀俊のちょっととぼけた感じと、ケンジを演じる内野聖陽の演技力が素晴らしい。特に、内野聖陽ケンジのシロさんへのベタ惚れっぷりと美味しそうにご飯を食べる姿が最高にケンジで、よくぞキャスティングしてくれましたって拍手が止まらない。そのほかもシロさんの主婦(?)仲間の佳代子さんを演じる田中美佐子も絶妙だし、小日向さん(山本耕史)とジルベールこと航くん(磯村勇斗)の二人も最高。

シロさんは淡々としているように見えて実は結構繊細で気にしい。そして、ケンジはふわふわとして子供っぽく見えるようで実はとても大人な人。そんなバランスの二人が支え合って生きている姿は見ていて心が温かくなる。ゲイとか関係なく、人として人間性ができてる優しい男2人のありふれた日常だからこの作品はすっと読者・視聴者の心に受け入れられるんだろうな。だんだん観ているこっちがご近所さんのような気分になってくる。飾らない日常を一緒に楽しめる相手がいることのありがたさ。そんなことをしみじみ考えさせてくれる素敵な作品だ。

料理の段取りとか、スーパーでの買い物、年老いた親との関わりがあるあるすぎて、シロさんとケンジとお友達になりたい。原作も素晴らしいので、多くの人にぜひ読んで欲しいし、このドラマも観て欲しい。西島秀俊内野聖陽に萌えるのもいいけど、人間ドラマとして本当に心に沁みる作品だから。

 

土曜:俺のスカート、どこ行った?(日本テレビ系 22時~)

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主演は古田新太。古田演じるゲイで女装家の52歳男性・原田のぶおが、彼にしか言えない言葉で学生の悩みや問題を解決する痛快学園エンターテインメント。かつてゲイバーを経営していた原田は「ダイバーシティ」宣言を掲げた、ごく普通の高校・私立豪林館学園高校に国語教師として赴任。その姿で生徒を驚かせる。

(ザh・テレビジョン春ドラマ特設サイトより)

久しぶりに日テレのドラマで当たりかもしれない。破天荒な教師が主役の学園ものは、昔「GTO」や「伝説の教師」などで観てきたから真新しさはないけれど、女装の教師は流石にインパクト大きい。しかもそれを演じるのが古田新太だよ?でもこれがぴったりで違和感ないのがすごい。気がつけばこの「原田のぶお」のトリコになってしまった。

クラスの登場人物は、今時当たり前に描かれるスクールカースト的な色分け。もうアラサーおばちゃんからしたら「可愛いねぇ」しか言いようがないけど、結構曲者も多い。特に原田に敵対的な明智を演じるKing&Princeの永瀬廉くんが、一見聞き分けのいい優等生だけど実は厄介っていうのがぴったりで、前にあった花のち晴れの平野くんといい、最近のジャニーズは演技上手いんだなぁと感心する。自分についてこない相手には冷たい態度をとるが、意外と友達思いだったり、部屋で一人涙を流していたりと何らかの事情がありそうな明智が、どうやって原田に心開いていくのかに注目して今後も楽しみたい。

そして脇を固める先生方のコミカルパートもしつこくなくていい。古田さんが所属する大人計画の面々はもちろん、私は乃木坂46白石麻衣ちゃんの可愛さにやられている。口が悪くて反抗的で白石さんならぬ「黒」石さん全開のやさぐれ教師なのだが、気がつけば原田のこと好きになっている感じがほっこりする。第4話での「おいなりさん返し」は思わずニヤニヤしてしまった。笑

原田の言葉は本当に素直で、大人だから子供だからという隔たりを作らず、一人の人間として真正面から向き合っているから、すんなりと心に入ってくる。前クールの「3年A組」は私としては受け入れられなかったけど、今作はめっちゃ観ていて気持ちがいい。やっぱり、先生も一人のただの人間なんだなって思われることが大事なのかな。

でも、なんか原田は薬も飲んでるし、病気の先生のために感動ラスト!っていうベタな展開にしないでー!と今から少し心配しているのは私だけ?とにかく最終回まで楽しみたい。

 

離脱したもの ※もともと観ていないものは記載なし。

水曜:白衣の戦士!(日本テレビ系 22時~)

かつての「ナースのお仕事」を思い起こさせるにも関わらず、コメディ部分に痛々しさが・・・。フジテレビの全盛期のセンスにはやっぱり勝てない。キャストは良いのに非常に勿体ない。だが、そろそろ水川あさみを残念な独身アラサー代表みたいな役にあてがうのやめてほしい。笑

日曜:集団左遷!!(TBS系 21時~)

既視感たっぷり。福山雅治神木隆之介も大好きだけど、画面いっぱいの顔芸と銀行マンの悲喜こもごもにはもう飽きてしまったんだ・・・。

日曜:あなたの番です(日本テレビ系 22時30分~)

田中圭が好きで第2話まで観たけど、どうしても世界観とテンポに面白みを感じられず。前期クールの3Aといい、日テレ特有の「ここでこう来たら怖いでしょ、ドーン!!」的なノリがあまり好きではない。あとここだけの話、いくら奇跡の50代とはいえ原田知世さんと田中圭がいちゃつくシーンが合わない感じがして、なんか嫌なんだ・・・二人の空気感が違うというか。(たぶんキャラ演出の問題?)

 

最後に

春ドラマは結構面白いの多いかもー!今クールは新生活に疲れた心を癒すような、温かい人の心を描いたヒューマンドラマが多い気がする。というか、私が気に入ったものがそれ、ってだけかもしれないけど(疲れてるんだなー笑)

毎日仕事忙しいけど、私も「わたし、定時で帰ります」の結衣のように、なるべく残業しないでドラマを観ながら美味しいものを食べるような、些細な幸せを大切にしたいと思う。ドラマがある生活よ、バンザーイ!!

 

クソ長くなりましたが、お読みいただきクソありがとうございました!!

8歳上のあなたへ

先日の4月28日は兄の命日だった。命日とは亡くなった日ということだけど、違う世界で生まれ変わった新たな誕生日と思うことにしている。兄は空から、父母と私がお墓の前でしみじみしていた姿を見ていただろうか。もう涙は出ていないので安心しているだろうか。もうあっちの世界では15歳。早いな。こっちの世界ではできなかったことを、あっちの世界で謳歌していると思うと少しにやけてしまう。

もしも元気だったら、兄は40歳。いい歳のおっさんだ。笑  健常者だったらどんなおっさんだっただろう。せめて若者にウザがられない距離感とマインドを持って、お腹も出ていないスマートなイケオジだったらいいなと思ってしまうよ。

 

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兄が亡くなってからの15年は本当に早かった。高校3年生だった私も、母が私を産んだ歳になった。父は年金を貰う歳になった。母は還暦を過ぎてより頑固になってきた。

そうやって歳をとって、時代が変わっても、兄への想いは死ぬまで変わらないと思う。

 

「きょうだい児」という言葉があり、病気や障害を持った兄弟・姉妹を持った人のことをいうのだけど、世間では大変だったね・かわいそうだったね、という目を向けられることもあった。確かに幼い頃は、脳性小児麻痺という重度の障害を持った兄の存在を疎んだ時期も正直あった。親の愛情を一身に受けられなくて、拗ねてしまった時期もあった。でも大人になって、親がどれだけ苦労して兄と私を育てたかわかるようになった。兄がどれだけ自分の想いを伝えたかったか、それができなくて悔しかったかを思うと今でも自然と涙が出てしまう。15年経った今でも、私は兄が恋しい。兄が今話せたらどれだけよかったかと思ってしまう。年老いた親のこと、夫の愚痴、色々相談したかった。

 

しかし、兄に脳性麻痺という重度障害がもしなかったら、きっと私は生まれていない。というか、今の私は形作られていない。もちろん精神的にネガティブなことも多かったけど、私は兄がいたからこそ様々な出来事を経験し、他の家庭では得ることがないであろう複雑な感情を持ち得ることができたことに心から感謝している。命に対する価値観や他者に対する思いやりは、兄がいたからこそ私の中で形作ることができたからだ。

だから、いつも墓前ではありがとうしか出てこない。

 

兄が過ごせなかった平成を、私は兄の分まで精一杯生きようとし過ぎて、悔いなく生きることはできなかった。そんなことしなくてよかったのに。私は兄の代わりではないのに。明日からは新しい時代・令和になる。あまりにも時が過ぎるのが早過ぎて、このまま歳を重ねるのが怖いけれど、心のどこかで「兄の分まで」と思ってしまっていた部分を捨てて、今まで以上に自分の為に生きていきたい。

これからも私がどんな風に生きていくかを、兄には空から見ていてほしいと思う。道を間違えがちな私を「あーあ、そっちじゃないのに」って、くすくす笑いながら見ていてほしい。そしてたまに、「おぉやるじゃん、妹よ」と言わせてみたい。 その時初めて、私が勝手に闘ってるものから解放されるのかな。笑

 

あと数時間で平成も終わりだーーーー。

令和もいい時代でありますように。

読んでも読まなくてもいい不毛な話

暖かくなったと思えば、急に冷え込んだり、今度は汗ばむほど暑くなったり・・・寒暖差のジェットコースターに疲れ切っている皆様こんにちは。ご無沙汰です。

とうとう新元号「令和」に変わるまで、あと1週間あまり。慣れ親しんだ平成との別れを惜しむようにテレビや街では「平成最後の●●」という言葉が咲き乱れ、新しい時代に向け、世の中目まぐるしく変化していっているのに、ただぽつねんと変化のない毎日を送っている腐れかけアラサー女がここにいますよ。

 

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近づくGWの浮かれモードと現実逃避願望

唐突だけど、生乳100%で作られた濃厚なソフトクリームをほおばりながら北海道の大草原が見たい。(朝ドラは観てないのでその影響ではない)それか四国あたりでのんびりと海を見たい。そんな気分だ。毎日サイレントに遅延する、ただでさえ苛立たしい某メトロの満員電車に揺られて、他者への配慮に欠けた乗客とのせめぎ合いに血管がキレそうな日々。スマホばっか見てないで降りる人のためにスペースを空けろ!そのリュックは前に抱えろ!足を広げすぎんな!!と心の中で毒づいている。会社に着けば、毎日同じルーティンワークと、クライアントからの空気読めない意味不明な連絡。パーテーション越しには、マネージャーと先輩が「先方からまた変な依頼来たぁ」「もう大変すぎるーやってらんなーい」とか毎日あーだこーだ、堂々巡りの愚痴を甲高い声で言い合っている。家に帰れば、相変わらず言われないと何もしない夫が残した洗い物を片付け、いつも通りのワンオペ家事をこなす。あぁ、世知辛い。もう全部どうでもいい。ほとほと疲れ切ってしまった。広い景色を見てぼーっとする時間が欲しい。

でもさ、一時期の現実逃避はできても、結局は根本が変わらないから、ショートトリップからまた日常に戻ると同じ黒い感情が戻ってきてしまうんだよな。なーんでそんなにネガティブなんだろうね。ネガティブな星の下に生まれた、生まれながらのネガティブ・サラブレッドなのかね。・・・って、やべぇ、自分でもドン引くくらい精神衛生面が非常に悪く、ずっと同じところをループしている。

 

上手くいかない転職

焦った私は、精神衛生のためにも一日の3分の1を少しでもより良くしたいと思って、実はこっそりと転職を画策し始めた。

が、しかし・・・私のつたない経験ではそうそう良い話は巡ってこない。今までの経験に合う内容でエージェントは求人を紹介してくれるのだけど、こちとら「ごめんもうそれやりたくないから転職したいんだよ」って感じで。(30過ぎの転職で経験重視が当たり前なのはわかってる。)しかも転職口コミサイトでは微妙な書き込みばかりされてんじゃんかと、なんだかしょっぱい感じだ。でも仕方ない。それが今までの私に対する結果なのだ。ものすごくやりたい!と思うことが特になく(前はあったけど)、かつ、色んな事情を言い訳にゆっくり自分に向き合う時間を取ってこなかった結果なのだ。現状を受け入れ、やっと居場所ができた今の会社でどーにかこーにか折り合いをつけてやっていくしかないのか。でもこのまま歳をとっていくのは耐え難い。否応なく時は過ぎていく。止まっていたら、ズブズブと暗い沼に沈んでいってしまう。現状を打破するには自分の状況を分析し、とりあえずでも動くしかないのだ。

ぬーん!!!!(泣)

 

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終わらない空家問題

泣くな私。精神衛生をよくするには、仕事も大事だけど、そもそも住むところも大事だ。目の上のたんこぶのように、私をずっと悩ませている空家問題を解決しないことには私の精神衛生はよくならない・・・しかし、逆にこれがさらに精神衛生を悪くしている。笑

事の始まり

この問題が勃発したのは3年前。夫の父方の祖父母が相次いで亡くなり、都内の下町にあるその家が空家になってしまった。夫の両親は郊外に家を持っており、当時新婚だった私たちにリノベーションして住んでほしいと提案してきた。夫は自分たちのような低所得のDINKS夫婦には良い話だと思ったのだが、私はそうではなかった。全く興味のない土地で、しかも車も入れないような袋小路で、もともとは長屋だったと思われるほど隣との隙間が10センチも無いような一戸建てに住むなんて、私の人生設計にはまったく予定していなかったことだったからだ。しかも私はマンションにしか住んだことがないし、これからもそのつもりだった。でも、都内の新築マンションなんて買えるのはいつになるかわからない。背に腹は代えられない、きっと楽しい生活ができる!とポジティブに考えようと思って了承したが、義両親の間取りへの過干渉と古い家具を使えという押しつけとあまりにも進まない交渉に私がキレ、夫が親との話し合いに根を上げ、一旦頓挫した問題だった。

が、しかし。やはり夫と義父は水面下で話を進めていたらしく、急遽リノベーションして住むという話が今年の年明けに再燃してしまった。私は軽くブチ切れたが、なるべく親の干渉はさせずに良い方向にするという夫の言葉を信じ、築60年の狭小住宅のリノベーション&引っ越し話を了承したのだった。 

思い通りにならない

甘かった・・・甘かったよー。

案の定、その空家の立地が悪すぎて、リノベーションするにも制限が多く(再建築不可)、思ったような間取りが描けない。ここの柱があるから●●は移動できない、この位置はずらせない・・・F★CK!!それは法律上しかたないとしても、義父がほんっとにいちいちうるさいことに苛立つ。しかも担当になった業者の設計担当(たぶん50~60代)のオッサンが本当にめんどくさい。爺さん二人が、住むわけでもないのに、あーだこーだ口出してくるし。一緒にショールームに行けば、案内係のお姉さんに絡むし、説明を聞いてない癖に同じこと何度も聞くし、なのに威張るし・・・本当にパワハラ上等の団塊世代の典型みたいな人たちでうんざりしてしまった。

夫もこんな人たちを前によくまぁここまでまとめてくれたなと感謝はしたのだが、夫も結構な面倒くさがりなのでいったん気持ちや集中力が切れると「どうでもいい」と丸投げするやつなのだ。これはいつまでに必要とか、これはこのために必要・・など欲しい説明が不足のまま私に「これ考えといて」とポンっと言ってくるのだが、それが私にとってはストレスでしかないことがいつになったらわかってくれるのか。私はある程度全体のデザインが見えてないと細かいことは考えられないし、性格的に自分さえよければいいということができないので夫の意見も聞きたいのに、夫は「正直そんなに家にいないからどうでもいい」と言い放つ。疲れてしまうのはわかる、でも、自分が住むって決めたくせに無責任すぎないか。はなから俺は家の事に関わりませんっていう宣言だよね、それ?って、苛立ちを通り越して涙が出そうだった。

たまたま別件で電話をした母に愚痴ったら、案の定「そんな男を選んだあなたが悪い」と一蹴されたものの、「どうせ夫はほとんど家にいないんだから、あなたの好きなようにしちゃえばいいじゃない。」と慰められ、最後に「Kさん(=夫)はうちのパパとは違うんだからね」と釘を刺された。

夫への過大な期待に気づく

そこで私は夫とうちの父を比べてしまっていることに気が付いた。うちの父は60代半ばの男性としては珍しく、女心を理解し、非常にマメなタイプ。こういう場合、妻の希望を聞き、必要なものを想定して業者と交渉し、ちょうどいい感じに取りまとめてくれるようなタイプなのだ。しかし、夫や夫の父(義父)はそんなマメさを持ち合わせていないし、女の不満を瞬時に理解できるような器用なタイプではない。交渉事もそんなにうまくない。そんな一面が今回の家づくりの中で見えてしまって、自分の父とは違うとはわかりつつ、夫に頼りないなっていう感覚が拭えず、不満が募ってしまっているんだと思う。でも、それじゃいけないよね。

そんなこんなで、家づくりってホントに大変だということが身に染みている。関わる人が多いほど、面倒くさい。さらに義父の生家であり思い入れのある家をリノベーションって話だから、余計面倒なことになってしまっている。これが土地も含めて最初から夫婦で決めた新築の家ならまた違うんだろうけどね。育ってきた環境も違うし、好き嫌いも違うし、物事を決断するまでのペースが違うし、妥協してみたり多くを求めたりなっちゃうんだよね。が、しかし「つまりは単純に君の事好きなのさ~」なんて言える状況じゃなくなってるから!!!

あーもう、山崎まさよしは本当に良い歌書くよねぇ!!

 

まぁ、こんなことで夫婦関係にひびが入っても困るし、都内で家を持てるという境遇には本当に感謝しなきゃいけないとは思ってます。いずれにせよ、タイムリミットは迫っているから、しのごの言わずに決めることは決めないと。夫とぶつかっても、こんな機会はめったにないと思って、お互いが居心地がいい結論が出るようにしたいと思う。

 

セロリ

セロリ

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とはいえ、ゴールデンウィークはどっか現実逃避しに行きたいな。出勤しなきゃいけない日はありそうだけど、近場でリフレッシュしたい。どうせ現状はすぐに変わりゃしないんだから、どーにかこーにか自分をポジティブに持ってくしかないんだよね。自分がちっぽけに感じられる大自然でソフトクリームでも食べに行こうかな。

 

P.S.

不毛な記事でほんとごめんなさい。

もしもここまで読んでくれた方いたら、本当にありがとうございます。

もうちょい落ち着いたらドラマ感想記事など書こうと思います・・・。

 

たまには「あいつのせいだ」って割り切ったっていいじゃないか

今回は自分を鼓舞するエントリー。(先に謝りますが、愚痴ります。ごめんなさい。)

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ここ最近イライラが止まらない。

私の仕事は、いわゆる事務代行&システム運用なのだけど、当たったクライアントがどうしようもない。代行業務、すなわちアウトソーシングを利用するには、クライアント側がその業務を棚卸しし、どの業務をどこまで・どのように依頼するか決定しないといけない。本来、アウトソーシングは予め取り決めたルールの中で業務を遂行することが大原則なのだ。ルーティンワークをアウトソースすることで、担当者は他の業務に集中することができるのが最大のメリットともいえるのだが、私のクライアントは計画性がなく、現状でただ忙しい部分を準備もなく振ってくるため(=丸投げとも言う笑)、自分が本当に何をすべきか・その業務が本当に必要なのかという事前の精査がまるでできていない。しかも依頼された内容に穴が多すぎるため、こちらが確認をお願いすると、「しのごの言わずにとにかくやって!」と言わんばかりに逆切れする始末だ。もちろん、「こうしたほうがより効率がよくなるのでは」と控えめにアドバイスしようとしたが、いかんせん聞く耳を持たない・納得してもすぐ忘れるので、だんだんこっちも疲れて言う気が失せてしまっている。

そもそも、この仕事を取ってきた営業(うちは大変小さい会社なので社長なのだが)がバカなのかもしれない。(えらくはっきり言ったが本音だから仕方ない。)長く付き合いのある大手企業だから、といってきちんとした業務仕様書も作っていなかったらしい。そのせいで、かなりの皺寄せが私に来てしまっているのだ。担当者の業務経験が浅いことや、クライアント社内があまりにも個人主義なのか引継ぎや意思疎通がきちんとなされていないことも大きな原因だが、結果的に私はそのクライアントの「秘書」のような役回りになってしまい、本来クライアント側でやるべき業務まで、やらされてしまっている。社長やマネージャーにどんなに言っても、「大変なのはわかるよ」と共感してはくれるが、クライアントに直接言って守ってくれるわけでもない。

「あれ?こんなはずじゃなかった。」

そんなイライラが募り、プライベートまで影響が出ている。せっかく希望の事務系職種に転職して5年目、もはや本末転倒なんじゃないかとさえ思えてくる毎日。零細企業であるうちの会社にとっては超特大クライアントで、自分で言うのもなんだが、そんな会社を相手に結構色んなシステム導入や改修を取り付け、売り上げを上げて会社に貢献しているはずだ。なのに、私の給料は全く上がらないし、ボーナスも横ばいのままだ。むしろ、残業が続いての外食費用が増え(お弁当や夕飯を作る余裕がない)や病院通いが増えたせいで、収入はマイナスなんじゃないかとさえ思う。クライアントのCMが流れるたびにイライラするし、ほんと嫌悪感まで出てくる末期症状も出てきた。

やめたい。

本気でそう思い、もう一度転職サイトの履歴書を見直す日々が始まっている。もう転職マーケットでは下降線しか見えない私のような世代に限られている時間は、本当に残り少ない。世の中がいう35歳限界説とは本当に嘘だと思う。(もちろん仕事を選ばなければあるかもしれないが。)しかしながら、動かねば、動かねば・・・と焦りが募るばかりで、日々なだれ込む業務に押しつぶされそうなのが現状だ。こんなんじゃ業務の引き継ぎもうまくできる気がしない。

 

そんな風にがっつりとイライラをため込み、自分の中でエネルギーが足りなくなっていることにいつも気づかされるのは、歌を歌うときだ。私は趣味で声楽を習っているのだけど、調子がいい時はお腹の底から一直線に幹が伸びているように、スムーズに息が通り、思い通りの声を出すことができる。しかし、頭の中がこんがらがっていたり、心がざわついていると、しっかりと根を張り芯のある声ではなく、安定感の無い上滑りしたカッスカスの声が出てしまう。いつもと同じように歌っているのに、だ。

先日のレッスンではぴったりとその症状にハマって、先生には「疲れてるね~」と見事に指摘され、今やっているアリア(歌)ではなく、発声練習を中心にやってもらった。自然の呼吸に任せ、無意識に力が入ってしまっている喉をほぐす。浅かった呼吸が次第に深くなり、頭に足りてなかった酸素が入ってくる感覚がする。声を出すときに安定していなかった舌の位置が安定し、声が楽に出せるようになる。そうして丁寧に自分と向き合う時間を作ったおかげで、レッスンの終盤には気持ちまでスッキリしてきたのだった。

イライラしていると無意識に呼吸は浅くなる。すると、脳に供給される酸素が少なくなるから、考え事が億劫になるし、判断や反応が鈍くなる。そしてどんどん気分も重くなる。どんどん余裕もなくなって、些細なことでもまたイライラしてしまう。負の無限ループなのだ。

ちょっとしたことだけど、呼吸ってほんと大事だ。

正直、呼吸を整えたところで根本の問題・ストレスの原因は取り除かれてないので、全く解決はしていないのだけど笑、なんとか切り抜け次に進む力も必要だよな。

 

話はまたも脱線するのだけど、イライラが止まらないせいで、非常に血色が悪い。この前鏡を見て、唇の白さに我ながら引いてしまった。なんとも覇気のない、指一本で弾き飛ばされてしまいそうな感じ。ピンク系の口紅をつけても、どうもしっくりこない。肌馴染みの良いいつものピンクじゃだめなのだ。大げさなくらいでもいい、私に自信を与えてくれるような深みのある赤が欲しい。そう思い、

シャネルのルージュココを初めて買ってみた。

私、シャネルのルージュココには特別な思い入れがあって、まだまだ私なんか手を出しちゃいけねぇと思っていた。正直ただ赤リップが流行っているからと言って、精神的なガキンチョは手を出してほしくないと思うほど崇高な口紅だったのだ。(勝手な個人的な思いなので許してくだされ)でも、今回は心から欲しいと思った。色々並んでいる中、直感的に手にとった色は「470番マルト」というカラーだった。見た目はほんの少し青みがある深い赤だけど、付けてみると華やかで嫌味がなく、品がある。大人が身に着けるべき赤だと思った。今まで赤なんて似合わないと思ったけど、初めて似合っていると思った。付けて鏡を見た瞬間、私まだ大丈夫だって思った。そしてルージュココを持っていい年齢になったと嬉しくなった。

雑誌で見かける「お守りコスメ」ってなんだそれって鼻で笑ったこともあったけど、今ならわかる。これをつけると自然と気分が上がったり、自信が持てるから「お守り」なんだね。色って大事、思いが詰まったコスメって大事。

 

今あるイライラは自分がふがいないせい、要領がわるいせい、そんなふうに思うことがあるかもしれないけど、相手が私を大事にしないなら、私だって相手を大事にしなくたっていい。そのイライラを何とか鎮めようとした、ちょっとの散財や食べ散らかしなんて、たまには「あいつのせいだ!」って自分を正当化したっていい。笑

ゆっくり深く呼吸して、お気に入りの赤いリップを塗って、見えないグローブはめて、構えはファイティングポーズ。下を向かずに前を向け私。相手の隙を見極めて打つべし!打つべし!!

 

おしまい

 

 

最近のこと(2019.02~)

久しぶりの投稿になってしまった。

気がつけば2月も1週目が終わる。季節外れの暖かさだった春の始まりの日に私は一つ歳をとって、母が私を産んだ歳になった。私はそれを一つのリミットと思っていたけど、なんてことはない、私はいつも通り生きていけばいい。…なーんてそんな風に強がっているけど、本当は少しだけ焦っている。周りが子どももそろそろ二人目を、と考えている中で私は未だに自分のことで精一杯だ。子どもの母親としてたくましく、そして女として生き生きとしているように見える友人達には本当に尊敬する。まぁ、見えないところで色々大変なんだろうけどさ。人と自分を比べてどろっとしそうな感情を、そうなる前にコーヒーで流し込む。アラサーも終わりが見え始めてる今日この頃。そんなこんなで通常運転の私だ。

 

冬ドラマのこと

このブログの更新が止まっているのは単に仕事が忙しくなっただけなのだが、そもそも書くネタが無かったのだ。

ドラマの感想記事を書こうとしたが、なんせ今期は全然集中して観ていない。「トレース」は船越がうるさい上に原作と違くてイマイチ内容が頭に入ってこないし、「初めて恋をした日に読む話」は少女マンガ原作なのは仕方ないにしてもアラサーの悲劇扱いがひどい割には深キョンが可愛すぎて、その矛盾に突っ込みを入れつつの、ながら観しかしていない。「後妻業」は始まる時間が21時で、残業帰りに遅めの夕飯の支度をしていることが多いし、かといって見逃したのを追っかけするほど面白いとは思えない。「家売るオンナ」も背後にDAIGOを感じながら北川恵子を愛でるくらいにしか観てないし、QUEENもスタイリッシュでかっこいいけどスッキリ感があまりなくて録画が溜まっている状態。あと、「3年A組」か。サイコな菅田将暉が観れて最初は嬉しかったのだけど、だんだんと金八先生のようなシーンが多くて“なんだやっぱり日テレじゃん”とがっかりし、2話くらい見逃しているままだ。ちゃんと録画も追っかけて観ているのは「メゾン・ド・ポリス」「グッドワイフ」くらいだろうか。この2つは1本継続した軸のストーリーがあるものの基本的には1話完結のドラマで、かつ、内容もよく作られていて登場人物も魅力的。やはり続きが気になるドラマじゃないとハマらないんだよな。というわけで、感想記事もTwitterも冬は少しセーブ気味になっている。

 

親友Mとの定例会

でも、昨日一つ書くネタが増えた。

中学からの親友Mと仕事帰りに待ち合わせて銀座2丁目の焼肉屋さんへ。以前行った「マルウシミート」の銀座2号店。こじんまりした店内は満席で、入った途端に肉の焼ける香ばしい良い匂いが・・・。Mも到着し、まずは3~4ヶ月ぶりの再会を喜び合い、乾杯。早く食べたいし、早く喋りたいので適当にメニューで目についた「切り落としカルビ 680円」を「切り落としタン 780円」と「ハラミ 780円」と頼むと、綺麗にサシの入った見るからに美味しそうなお肉がスピーディーに運ばれてきた。しかも安いのにボリューミー。いいのか?いいんですか?笑 遠慮なく喰らう。ひと噛みしただけで美味しい。飲める。お肉を持つトングとお箸が止まらない。これ、安いし美味しいし、エンドレスに食べられるんじゃない?危険しか感じなかった。(あ、思い出しただけでまたお腹が空いてきた。)

そして箸も止まらないが、話も止まらなかった。大きいテーブルの真ん中の席だったので、両隣に知らない方々に丸聞こえだったかもしれないが、そんなことも関係なく下ネタも真剣な話も大いに盛り上がった。彼女と話していて天才的にうまいなと思うのは、突っ込むタイミングと共感性だ。私の話のボケている部分を絶妙なタイミングで突っ込み、この気持ちわかってほしいわ―と思って投げた球を確実に拾ってくれる。もう付き合いも18年になるので、私も彼女の事をそれなりにわかっているつもりだが、会うたびに彼女の魅力には驚嘆する。ほんとね、食べっぷりも飲みっぷりも含めて最高にイイ女なのよMちゃん。

そんなMの魅力を再発見したところで、2時間制のラストオーダーの時間に。お肉5~6皿、キムチ・ナムル、ドリンクもそこそこ頼み、最後はしっかりトマト冷麺で締めて、一人5000円程度。焼肉なのに安いよーーー。美味しくて安いって素晴らしい。

www.maruushi.com

 

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焼肉でテンションが上がった私たちは当然のようにカラオケへ。当然のようにっていうけど1年以上ぶりか?最初は普通に歌ってたのに、気が付けば90年代懐メロ、しかも私たちの世代ではなくさらに上の世代が聴いていたような、80年代の歌謡曲とかを歌いまくる流れに。いつかお母さんたちが歌っていたような曲たちの歌詞の良さとかが分かる歳になってしまったのか。10代・20代の頃よりも声の湿度が増して、抒情的な歌詞とメロディーがしっくりくる歳になってしまったのか。とにかく歌ってて気持ちがよかった。

中でもMが気に入ってくれたのは中島みゆきの「空と君のあいだに」だった。これは私たちが小学生の時に大ヒットした「家なき子」の主題歌だけども、酔っぱらったMの心に私の歌声がクリーンヒットしたらしく、2回も歌うことになった。隣の部屋がEXILEやGReeeNなどカラオケの鉄板を歌っている声が響く中、こちとら昭和のスナックのような雰囲気で私たちは大盛り上がりしていた。トイレの隣だったので、行き交う人にちらっとこちらの部屋の様子が見えたかもしれないが、異様だったかもしれない笑。

いやー、最高に楽しい夜だった。

 

これから30代を迎える方や女子中高生のお嬢様方に声を大にして言いたい。

30代楽しいよ。自分で稼いだお金で、好きなものを食べ、気の置けない仲間と好き勝手に騒いで。買い物に行きゃ、店員さんに話しかけられて普通のおしゃべりに発展するのも何も気にならないし、物を買う基準が「自分が楽かどうか」になって、必要以上の無理をしなくなってきたし。前まではおばさんくさいと思っていたことが、気が付けば自分も同じように年を取ってきたことにハッとさせられる中間地点。その「あ、年取ったね」と共有できる友達がいる素晴らしさを実感できる年代なんだよね、30代って。

もうアラサー終わりかけで「親友」なんて言葉はちょっとこっぱずかしく思う人もいるかもしれないが、私がここに書く友達は本当に「親友」だ。親にも夫にも見せられない、嫌なとこも恥ずかしいとこもひっくるめて私の全てをさらけ出せる人たちなのだ。大げさではなく、たぶん彼女がいなければ私は今いなかったかもしれないとさえ思える人たちなのだ。

そんな大事な友人を持つことができた18年前の私を褒めてあげたい。

 

 

※過去に書いた親友Mが出てくる記事※(すっごい内輪話でくだらないのであしからず笑)

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今度はいつ会えるかな。

おしまい。