なりきれない女の雑記

なりきれない女の雑記

現実と虚構に溺れる毎日。

2023春から冬のこと(ほんの一部)

もう2023年12月。またもやご無沙汰になりました。

3月に再始動するって言ったのはどこのどいつだ。結局全然書いてないじゃないか。まぁ別に誰が読むわけでもないと思ったら、ちょっとずつ気持ちが離れてしまったのが正直なところ。でも、ここ数年ネットやらSNSや仕事やら何やらと、周りからのインプットの生活ばかりで自分の思いとかアウトプットできていなかったように思う。誰にも読まれていても読まれてなくても、ここは私のスペースなのだから、何にもこだわらず、ただ思ってることとか書けばよかったのだ。楽しいとか、つまんないとか、苦しい、痛い、ふざけんなとか。思うことは沢山あった1年だったろうよ自分。

 

転職して2年になる今の外資系の職場では、今年の春から新しいプロジェクトが始まり、私は10人越えの大所帯チームに異動した。それまでは私とひと回り以上も違う女性(いや女帝w)との二人ペアでのプロジェクトチームだったのだが、今回は20代〜50代まで幅広くいるチームだ。最初の頃は「みんなで頑張ろう」という感じだったが、時間が経つにつれて各メンバーの個性や能力が顕著に表れてきた。はっきり言って、仕事ができない人が多い。いや、仕事ができないというよりは圧倒的に経験が未熟な人が多いという方が正確だ。私だってそこまで仕事ができるというわけではないが、社会人歴の半分以上は今の業界に属しており、それなりに経験を積み色んな人と出会ってきたつもりだ。仕事の進め方も板についてきたし、何かあってもそれなりに今までの経験から解決策や新たな提案&改善案を考えられ、全体を俯瞰して話もできるようになった。しかも先述の前のプロジェクトで一緒だった女帝はかなりのワーカホリックで仕事のスピードを求める人だったので、お陰で処理スピードも速くなったし、スキルもかなり上がった。(メチャクチャな人だったので、それはそれで大変だったがwww)

しかし、今のチームは違う。何かあると「私はこう言われただけ」「教わってない」「どうしたらいいですか」「やったことないからわからない」の連続。手伝ったり、教えたり、代わって修正したりという日々で、最初はボランティア&博愛精神でチームの助けになればと奮闘したが、数ヶ月経ってもチームのスピードが上がらない現状を見て、「なんでこの人たちは自分で考えたり、プロセスを想像したりできないんだろう」という徒労感と苛立ちが出るようになってきた。

「わからないときは恥を偲んで質問する」というのは全然構わないし、スタバ時代にはそういうスキルも推奨された。でも、大学卒業したての編集アシ時代は「人に聞いてばかりいないで自分で考えて。周り見て仕事のスキルを盗みなさい。」と言われた。結構はっきりダメ出しもされたし、吐きそうになる程怒られたこともあった。当時はものすごく恥ずかしかったし、悲しかったし、悔しかったし、その場で切腹したくなることもあった。でも、今そんなことやったらすぐハラスメントだ。今のマネジャーは仕事ができない人に対してしっかりと怒らない。やんわりと傷つかないようにオブラートに更にオブラートを包む感じの表現しかしない。挙句の果てに問題にならないように自分が代わりに部下の仕事をやってあげてしまう人だ。そんなんじゃちっともその部下は改善もしないし、成長もしない。果たしてどっちがいいのだろうか。

「怒る・叱る」という行為はする側も本当に辛い作業ではあるが、時として必要なのだと思う。もちろん、怒ると言っても、人格否定したり罵倒したりして萎縮させるのは言語道断だし、ましてや手を出すとかはもってのほかだ。それはただのストレスの捌け口にしているだけで完全に意味が違う。私はある職場では完全なハラスメントを受けていたので、その違いだけははっきりしたい。でも、人として相手とちゃんと向き合って、職責を全うしない態度や姿勢を怒ることは、上司としては必要な気がする。マネジャーって難しい。

とはいえ、私は結局は彼・彼女らのマネジャーではなく、ただのチームメンバーなのでこんな感想を抱えたまま、ひたすら彼・彼女らの尻拭いをしたりサポートをする日々だ。もちろん私も黙ったままではないのでマネジャー陣に現状をありのまま報告しているが、「いつもチームの力になってくれてありがとうね」くらいしかない。なんだと?感謝は言葉ではなく報酬で示してくれwww 今のマネジャーは「One Team」という言葉を多用するが、結局は仕事ができる人ができない人をカバーして欲しいという意味だ。心の底からクソだなと思う。そんな弊社はグローバル全体の不況のせいで今年度はボーナスなしだ。LinkedInで求人を見てしまう時間が増えたのはいうまでもない。

という感じで、仕事の話をしてたら2000字近くになってしまった。いかんいかん。

 

こういう中で今年の夏からハマってしまったのは「新しい学校のリーダーズ(AG)」。

きっかけはYoutubeでおすすめに流れてきた「オトナブルー」のPV。なんの関連性だったのかはわからないが、ふと見てしまって一目惚れしてしまった。なんとも懐かしい、そして可愛い。一度聞いたら頭の中でエンドレスリピート。ちょっとふざけてる感じが、高校生の時親友Mとハマっていたオレンジレンジとか氣志團のノリを思い起こさせられる。これは私の良いところでもあり悪い癖だが、ハマると一気にハマる性格なのでその日から一気に彼女たちの公式Youtube動画を制覇し、ダンスを始めとしたエンタテインメント性の高さの虜になってしまった。もうデビューして9年目だが一環として、アイドルとしてではなくパフォーマーとして活動している感じも好きだ。しかも初期の頃の曲が椎名林檎嬢の曲も手がけるH ZETT M氏とかで、私の好みど真ん中。(最近の曲ももちろん好き)

好きが高まると一気に情報を集め、彼女たちの出演した過去のテレビ動画も漁って観て、一回り以上年下の女の子たちが楽しそうにしているのをニコニコしながら眺めるちょっと怖いアラフォーおばさんが出来上がってしまった。そしてさらにライブまで行ってしまった。当日直前の追加募集に応募してなんとか当たって彼女たちの初めてのアリーナワンマンライブに参戦。最高の極みだった。彼女らが練りに練って考えたと思われる舞台演出や構成、アソビシステムの力の入れようも伝わった。途中でハプニングがあっても、絶対にゲスト(AGのファン=パイセン)を楽しませたいという覚悟と気合に溢れていて、とてもとても感動した。若い子が頑張ってる姿ってこんなに応援されるのね。

今年は私のような人が続出するほど、彼女たちは一気に注目され露出が多くなった。海外ツアーも行われ、年末恒例の音楽番組には引っ張りだこのようだ。日本の音楽番組やバラエティは注目のアーティストを消耗しまくる。音楽より人物ばかり注目してしまう。純粋に彼女らの音楽とダンスとエンタテインメントを取り上げ、イロモノ扱いだけはしないでほしい。(彼女らはやりたいと言うかもしれないけどwww)どうか大人の皆様は大切に彼女らのキャリアを育てて、長く続くようにしてほしいものだ。

 

そんな今日この頃。

カメラを始めた話はまた今度にしようかな。(もう3000字だもんなw)

では。読んでくれた方ありがとうございました。