なりきれない女の雑記

なりきれない女の雑記

現実と虚構に溺れる毎日。

最近のこと(2019.07~)

またまたご無沙汰な更新になってしまった。

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夏ドラマも始まったっていうのに、相変わらず仕事が忙しい。クライアントの無知っぷりと計画性のなさで振り回される毎日には、もうほとほと疲れてしまった。担当クライアントの異なる同僚たちはもう業務が落ち着いて夏休みを取り始めている中、私の担当しているクライアントは一向に終わる気配がない。終わりがあるのに終わりが見えない業務ほどつらいものはない。クライアントに関わる協力会社の全担当者が「もう○○さん(クライアントの担当者)って話が通じないっていうか、ダメですよね」って私に愚痴を言ってくるってどういう事態なのよ。笑

あまりにも私が抱える業務や責任が多いので、クライアント側に業務の洗い出しや精査をさせて、便利屋のように業務を丸投げしてくるのを止めてほしいと社長に言った。すると、

「じゃあさ、とりあえず精査するための洗い出しやって、資料作ってよ。大変なのは、わかるけどさ。なんとかうまくやってほしいんだよね。ライバル会社にクライアント取られちゃったら困るじゃん。基本的には『何でも受けます!』ってスタンスでいてよ。お金取っていいからさ。」

だって。

馬鹿か。資料なら前にも作ったわ!ていうか、人員があって、請け負うシステムも整ってるんだったら、そういうこと言っていいよ。でもそうじゃない。人員は私だけだし、システムも開発されてないから、ほとんどが手作業なんだよ!!なんでクライアント側の社内でやるべき仕事までこっちがやらされるんだよ!!業務委託に関する覚書も作っておらず、なあなあですべてを済ませ、お金払ってもらえば何でもやりますってスタンスだからクライアントになめられるんだよ。この前やってたドラマの「わたし、定時に帰ります」の種田さんや社長のシーン*1を100回観ろ。ふざけんな。しかもお金取ったって、あんたの収入になるだけで、今までだって私の給料一切増やしてくれなかったじゃないか。営業でもマネージャーでもディレクターでもない事務職の平社員の私に、クライアントとの交渉も丸投げしてくる社長に猛烈に腹が立ってしまった。

もう今の会社に文句しか出ないので、とうとう辞めるしかないんだけど、転職サイトを見るとなんだか目が痛くなる。ナビ媒体などでエージェント採用をしている大手企業には、私の経歴だとはじかれてしまうだろうし、かといってスタートアップの熱量には心が追いつける自信がない。Wantedlyとかよく見ているけど、まずフレンドリーな社風を見せたいのか、仕事もプライベートも謳歌してますっ(キャピ★)的な社員たちの社内飲み会の写真や、●億円の資金を調達しました・どこどこの○○アワードに輝きました的な、キラキラした企業アピールに心がやられる。そんなとこに入るには私もキラキラしてなきゃいけないんじゃなかろーか・・・なんて。笑

そもそも今と同じ職種はやりたくないんだよ・・・。かといって、30過ぎて未経験はキツ過ぎるってのはわかっている。でも、つくづく日本って再チャレンジしにくい国だよな。職歴で空白期間(アルバイト・フリーターとか派遣も含む)が長いとマイナスになるし、職種に一貫性ないとそれもマイナスだし。みんな学生時代に自分の道はこれだ!って道決めてんの?私みたいにこれだ!って一度決めても、いろんな事情でドロップアウトしたり、別の道選ばざるを得なかった人がもう一度再スタートするのに、なんでこんなに超えなきゃいけないハードルが多いのか。

また、人生のドツボに片足を突っ込みかけている。

 

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とうとう引っ越しまであと2か月。正直、このまま引っ越して、人生の風向きが良い方向に行くのか、疑問を感じ始めている。笑

なんとなく家のリノベーションは完成に近づきつつあるが、夫の両親がまたもや施工に不満があるらしく文句を言っているらしい。階段が想像と違ったとか、うんぬんかんぬん。住むのは私たちなのに。自分のものという意識が強いのか、ただ単に暇なのか、どうしても首を突っ込みたいらしい。このままの調子が続くと、引っ越したら結局我が物顔でやってくるんじゃないかと今から恐怖だ。何より、夫!ちゃんと親と向き合えよ。グダグダと面倒くさいかもしれないけど、あなたが向き合わなくてどうするんだ。

本当に今更だけど、結婚相手はやっぱり親も含めて見極めないとダメなんだな。

夫は嫌いじゃない。むしろ、好きだという気持ちと惰性で結婚してしまったが、今は彼との生活で少し壁にぶち当たっている。親への態度は妻への態度だ。結局どうしたって面倒くさい親の問題は絡んでくる。そして、その親とどう関わってきたか、どういう風に向き合ってきたかが結婚生活に如実に表れることを今まさに痛感している。親に対して面倒くさいと逃げる男は、妻に対してもそうだ。

もしかしたら、私の思い過ごしかもしれない、きっと彼なりの考えがあって、トラブルを大きくしないための策なのかもしれない。でも私は納得がいくまで、意見を交わしたり、お互いの感情をしっかりぶつけ合いたいタイプだ。しかし、彼は貝になってしまう。私の感情に対して、見て見ぬふりしているように見える。するとどうだろう。私は常に不完全燃焼で、くすぶった感情を心の奥底に火種として抱えているのだ。そういうことが積み重なって、「ドォォォォン」と爆発する前に、私も彼と話し合わないといけないのだけど・・・。男と女って脳の作りが違うからか、感情の組み立ての理解が本当に難しいね。でもやっぱり言いたいのは、これだけだ。

面倒くさいことから逃げてばかりいたら何も解決せんだろうが。まどろっこしい。そういう夫にイライラする。笑

 

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そんな中、「ドクターマリオ」にハマってしまい、さらに人生の時間を無駄にしている。うん、こりゃ現実逃避だな。

皆さん、ドクターマリオってご存じ?

昔、ゲームボーイとかであったやつ。画面上に広がる色分けされたウイルスたちを、カプセルの薬で3つ色を揃えて消していくという、テトリスみたいなパズルゲームなのだが、子供のころ全然ゲームに興味なかった私が唯一よくやっていたゲームだった。それがスマホ版で登場したもんだから、ついダウンロードしてまんまとハマっている。まだやり始めて数日なのに、ステージもだいぶ進み、対戦モードでもレベルが上がってしまった。夢中でピコピコとやっていると、つい時間を忘れてしまう。

だからゲームはダメなんだ。私は一度ハマるとそればかりやってしまうのだ。しゃべることもなく、ただひたすらカプセルを打ち続け、どこにどう配置すればきれいに片付くかをずっと考えていて、しまいには日々の家事ですらパズルゲームのように思えてくる。洗い物の皿をどう置けば効率よく渇くのか、洗濯物をどう干せば限られた洗濯ばさみが無駄になることなく一挙に干すことができるのか、そもそもどの家事から片付ければゲームをする時間を生み出せるのか。一見するとかなり良いことのように思えるのだが、脳がウイルスとカプセルの動きと、あのメロディーに侵食され、もはやドクターマリオに操られたゾンビのようになっているのだ。恐ろしいな、任天堂の魔力。

このマイブームはいつまで続くのか・・・

 

<まとめ>

いずれにせよ、30歳過ぎても自分のキャリアは定まらず、妻にも母親にもなりきれていない、中途半端な私。もはや、どこに向かっているのか正直わからない。笑

次回、夏ドラマの感想は書けるのか。

絶対見てくれよな!(違)

*1:吉高由里子演じる定時退社がモットーのWebディレクター・東山結衣の現代的なお仕事ドラマ。向井理演じる結衣の上司・種田が傍若無人なクライアントからの仕事を断ったり、社長が部下を守るためにクライアントに声を上げるシーンは痛快。