なりきれない女の雑記

なりきれない女の雑記

現実と虚構に溺れる毎日。

読んでも読まなくてもいい不毛な話

暖かくなったと思えば、急に冷え込んだり、今度は汗ばむほど暑くなったり・・・寒暖差のジェットコースターに疲れ切っている皆様こんにちは。ご無沙汰です。

とうとう新元号「令和」に変わるまで、あと1週間あまり。慣れ親しんだ平成との別れを惜しむようにテレビや街では「平成最後の●●」という言葉が咲き乱れ、新しい時代に向け、世の中目まぐるしく変化していっているのに、ただぽつねんと変化のない毎日を送っている腐れかけアラサー女がここにいますよ。

 

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近づくGWの浮かれモードと現実逃避願望

唐突だけど、生乳100%で作られた濃厚なソフトクリームをほおばりながら北海道の大草原が見たい。(朝ドラは観てないのでその影響ではない)それか四国あたりでのんびりと海を見たい。そんな気分だ。毎日サイレントに遅延する、ただでさえ苛立たしい某メトロの満員電車に揺られて、他者への配慮に欠けた乗客とのせめぎ合いに血管がキレそうな日々。スマホばっか見てないで降りる人のためにスペースを空けろ!そのリュックは前に抱えろ!足を広げすぎんな!!と心の中で毒づいている。会社に着けば、毎日同じルーティンワークと、クライアントからの空気読めない意味不明な連絡。パーテーション越しには、マネージャーと先輩が「先方からまた変な依頼来たぁ」「もう大変すぎるーやってらんなーい」とか毎日あーだこーだ、堂々巡りの愚痴を甲高い声で言い合っている。家に帰れば、相変わらず言われないと何もしない夫が残した洗い物を片付け、いつも通りのワンオペ家事をこなす。あぁ、世知辛い。もう全部どうでもいい。ほとほと疲れ切ってしまった。広い景色を見てぼーっとする時間が欲しい。

でもさ、一時期の現実逃避はできても、結局は根本が変わらないから、ショートトリップからまた日常に戻ると同じ黒い感情が戻ってきてしまうんだよな。なーんでそんなにネガティブなんだろうね。ネガティブな星の下に生まれた、生まれながらのネガティブ・サラブレッドなのかね。・・・って、やべぇ、自分でもドン引くくらい精神衛生面が非常に悪く、ずっと同じところをループしている。

 

上手くいかない転職

焦った私は、精神衛生のためにも一日の3分の1を少しでもより良くしたいと思って、実はこっそりと転職を画策し始めた。

が、しかし・・・私のつたない経験ではそうそう良い話は巡ってこない。今までの経験に合う内容でエージェントは求人を紹介してくれるのだけど、こちとら「ごめんもうそれやりたくないから転職したいんだよ」って感じで。(30過ぎの転職で経験重視が当たり前なのはわかってる。)しかも転職口コミサイトでは微妙な書き込みばかりされてんじゃんかと、なんだかしょっぱい感じだ。でも仕方ない。それが今までの私に対する結果なのだ。ものすごくやりたい!と思うことが特になく(前はあったけど)、かつ、色んな事情を言い訳にゆっくり自分に向き合う時間を取ってこなかった結果なのだ。現状を受け入れ、やっと居場所ができた今の会社でどーにかこーにか折り合いをつけてやっていくしかないのか。でもこのまま歳をとっていくのは耐え難い。否応なく時は過ぎていく。止まっていたら、ズブズブと暗い沼に沈んでいってしまう。現状を打破するには自分の状況を分析し、とりあえずでも動くしかないのだ。

ぬーん!!!!(泣)

 

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終わらない空家問題

泣くな私。精神衛生をよくするには、仕事も大事だけど、そもそも住むところも大事だ。目の上のたんこぶのように、私をずっと悩ませている空家問題を解決しないことには私の精神衛生はよくならない・・・しかし、逆にこれがさらに精神衛生を悪くしている。笑

事の始まり

この問題が勃発したのは3年前。夫の父方の祖父母が相次いで亡くなり、都内の下町にあるその家が空家になってしまった。夫の両親は郊外に家を持っており、当時新婚だった私たちにリノベーションして住んでほしいと提案してきた。夫は自分たちのような低所得のDINKS夫婦には良い話だと思ったのだが、私はそうではなかった。全く興味のない土地で、しかも車も入れないような袋小路で、もともとは長屋だったと思われるほど隣との隙間が10センチも無いような一戸建てに住むなんて、私の人生設計にはまったく予定していなかったことだったからだ。しかも私はマンションにしか住んだことがないし、これからもそのつもりだった。でも、都内の新築マンションなんて買えるのはいつになるかわからない。背に腹は代えられない、きっと楽しい生活ができる!とポジティブに考えようと思って了承したが、義両親の間取りへの過干渉と古い家具を使えという押しつけとあまりにも進まない交渉に私がキレ、夫が親との話し合いに根を上げ、一旦頓挫した問題だった。

が、しかし。やはり夫と義父は水面下で話を進めていたらしく、急遽リノベーションして住むという話が今年の年明けに再燃してしまった。私は軽くブチ切れたが、なるべく親の干渉はさせずに良い方向にするという夫の言葉を信じ、築60年の狭小住宅のリノベーション&引っ越し話を了承したのだった。 

思い通りにならない

甘かった・・・甘かったよー。

案の定、その空家の立地が悪すぎて、リノベーションするにも制限が多く(再建築不可)、思ったような間取りが描けない。ここの柱があるから●●は移動できない、この位置はずらせない・・・F★CK!!それは法律上しかたないとしても、義父がほんっとにいちいちうるさいことに苛立つ。しかも担当になった業者の設計担当(たぶん50~60代)のオッサンが本当にめんどくさい。爺さん二人が、住むわけでもないのに、あーだこーだ口出してくるし。一緒にショールームに行けば、案内係のお姉さんに絡むし、説明を聞いてない癖に同じこと何度も聞くし、なのに威張るし・・・本当にパワハラ上等の団塊世代の典型みたいな人たちでうんざりしてしまった。

夫もこんな人たちを前によくまぁここまでまとめてくれたなと感謝はしたのだが、夫も結構な面倒くさがりなのでいったん気持ちや集中力が切れると「どうでもいい」と丸投げするやつなのだ。これはいつまでに必要とか、これはこのために必要・・など欲しい説明が不足のまま私に「これ考えといて」とポンっと言ってくるのだが、それが私にとってはストレスでしかないことがいつになったらわかってくれるのか。私はある程度全体のデザインが見えてないと細かいことは考えられないし、性格的に自分さえよければいいということができないので夫の意見も聞きたいのに、夫は「正直そんなに家にいないからどうでもいい」と言い放つ。疲れてしまうのはわかる、でも、自分が住むって決めたくせに無責任すぎないか。はなから俺は家の事に関わりませんっていう宣言だよね、それ?って、苛立ちを通り越して涙が出そうだった。

たまたま別件で電話をした母に愚痴ったら、案の定「そんな男を選んだあなたが悪い」と一蹴されたものの、「どうせ夫はほとんど家にいないんだから、あなたの好きなようにしちゃえばいいじゃない。」と慰められ、最後に「Kさん(=夫)はうちのパパとは違うんだからね」と釘を刺された。

夫への過大な期待に気づく

そこで私は夫とうちの父を比べてしまっていることに気が付いた。うちの父は60代半ばの男性としては珍しく、女心を理解し、非常にマメなタイプ。こういう場合、妻の希望を聞き、必要なものを想定して業者と交渉し、ちょうどいい感じに取りまとめてくれるようなタイプなのだ。しかし、夫や夫の父(義父)はそんなマメさを持ち合わせていないし、女の不満を瞬時に理解できるような器用なタイプではない。交渉事もそんなにうまくない。そんな一面が今回の家づくりの中で見えてしまって、自分の父とは違うとはわかりつつ、夫に頼りないなっていう感覚が拭えず、不満が募ってしまっているんだと思う。でも、それじゃいけないよね。

そんなこんなで、家づくりってホントに大変だということが身に染みている。関わる人が多いほど、面倒くさい。さらに義父の生家であり思い入れのある家をリノベーションって話だから、余計面倒なことになってしまっている。これが土地も含めて最初から夫婦で決めた新築の家ならまた違うんだろうけどね。育ってきた環境も違うし、好き嫌いも違うし、物事を決断するまでのペースが違うし、妥協してみたり多くを求めたりなっちゃうんだよね。が、しかし「つまりは単純に君の事好きなのさ~」なんて言える状況じゃなくなってるから!!!

あーもう、山崎まさよしは本当に良い歌書くよねぇ!!

 

まぁ、こんなことで夫婦関係にひびが入っても困るし、都内で家を持てるという境遇には本当に感謝しなきゃいけないとは思ってます。いずれにせよ、タイムリミットは迫っているから、しのごの言わずに決めることは決めないと。夫とぶつかっても、こんな機会はめったにないと思って、お互いが居心地がいい結論が出るようにしたいと思う。

 

セロリ

セロリ

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とはいえ、ゴールデンウィークはどっか現実逃避しに行きたいな。出勤しなきゃいけない日はありそうだけど、近場でリフレッシュしたい。どうせ現状はすぐに変わりゃしないんだから、どーにかこーにか自分をポジティブに持ってくしかないんだよね。自分がちっぽけに感じられる大自然でソフトクリームでも食べに行こうかな。

 

P.S.

不毛な記事でほんとごめんなさい。

もしもここまで読んでくれた方いたら、本当にありがとうございます。

もうちょい落ち着いたらドラマ感想記事など書こうと思います・・・。