なりきれない女の雑記

なりきれない女の雑記

現実と虚構に溺れる毎日。

隣の芝生が青く見え過ぎた時は

隣の芝生は青く見える病。これ、よくある。

ふと、Twitterを開くとタイムラインに見たことがある顔がアイコンとなっているツイートがあった。超有名コピーライターさんがその人のツイートをリツイートしていたのだ。別に見なくてもいいのに、その人のアカウントを見てしまった。非常に後悔している。見なきゃよかった。心の中のブラックスワンがぶゎぁさっ!と羽を広げてしまった。

かつてその人は陰で私のことを「顔面偏差値低い」と言っていたことがあった。(あ、高校生の頃だよ。)私とは特に仲悪いわけでもなかった。むしろよく知らないくせに、そういうことを他人にサラッと言う女なんだな、という印象の同級生だった。なぜか社会人になってすぐ、会ってお茶したいと言われて家にも行ったことがあるのだけど、結局それっきりだった。なんで会うことになったのか未だによくわからない。ちなみにお茶している時に「前に私の事ディスってたよね?笑」って聞いたら、「やだー!○○(私)さんのことじゃないよぉー、同じ苗字の○○さん(私の友達)のことだよぉー」って言ってくる女。どちらにしても怖い怖い。

その人は、しばらくしてブログがバズり、今はライターとして活躍しているようだ。あまり詳しく書くとバレてしまうので内容は控えるけども、女子向けにも音楽好き向けにも幅広く記事を執筆しているみたい。友達でもなんでもないけど、なんとなくモヤっとしてしまった。ええ、嫉妬ですね。もうどうでもいいはずなのに。嫌いな女(言っちゃったよ)が自分がやりたかった仕事をやってると知った夜の切ないことよ。そんでもって彼女が書いた記事読んだら、まー面白いわけだよ。まー素直にズズズーンって凹んだよ。軽くマントル超えてブラジルよこんばんは。

この差はなんなのか!?って考えたら、差は歴然。その人はいろんな仕事をしながらも好きなものに一直線だったのだ。あるアーティストが好きだったら、熱狂的に追いかけてたのだ。興味がある!と思ったら、めちゃくちゃ掘り下げられる人だったのだ。それをせっせとブログに書いて発信し続けていたのである。私ときたら、せっかく出版社に潜り込めた「リアル・プラダを着た悪魔アンドレア」だったのに、家庭の事情やら何やらでしがみつけずにチャンスを掴めないまま逃げてしまった。今はIT関係であの頃の私が想像もしなかった仕事をしている。人生は勝ち負けではないけど、完全に完全に負け。あ、だめだ・・・黒い沼に落ちて行く・・・。

 

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そんなこんなで昨日の夜はもやっと心がざわついて、久しぶりに眠れなかった。他人の芝生が青く見え過ぎる時ってありませんかね?生理前とか。疲れてるんですよね。だから余計キラキラしている人が眩しい。そして、自分の中のパンドラの箱を開けてしまってモヤっとする。大丈夫、大丈夫。世の中あなたの好きなもので溢れている。ちょいと深呼吸して、いろいろ自分の好きなもの・好きだったことを確かめてみようよ。

心が真っ黒なジェラサーになりそうな時の私の処方箋の一例。

安野モヨコの本を読む

中学生のころからめっちゃ好きなお方。漫画も大好きなんだが、特に20年近く前に出版された『美人画報』という昔VOCEで連載していたコラムを書籍化したやつをずっと大事にしている。今でも時折読み返す心のバイブル。まるで宝石箱のような安野モヨコ先生の絵の美しさにうっとりし、痛快な語り口で綴られるアラサー時代の先生の悲喜こもごもを読むと、元気が出る気がする。 出ている情報はもう古いんだけど、精神は色褪せない。好きだったものをもう一度好きだと思う瞬間、かなり大事。

美人画報

美人画報

 
美人画報 ハイパー

美人画報 ハイパー

 
美人画報 ワンダー

美人画報 ワンダー

 

◆ひたすら好きな雑誌を読む

CREAFRaU、ananなどのワンテーマの雑誌が大好き。好きなテーマや好きな俳優さんが出ているものは保存している。こちらも好きなものを確かめる行為。これらの雑誌は写真も美しいから見ているだけで癒される。嫌な気持ちを忘れて読みふけってしまおう。特に、年末が近づいている今、手土産特集が組まれるから色々な品物に巡り合えて楽しい。ちょっとおしゃれして、誰かに会いに行きたくなるのでおすすめ。

CREA 12月号 (贈りものバイブル。)

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anan(アンアン) 2018/11/07 No.2125 [手みやげベスト2018/田中 圭]

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Youtubeを見る

①America's got Talent

今更だけど最近ハマっている。おすすめに上がってきたので見てみたらすごく感動してしまった。とにかく2018年のコートニー・ハドウィンは最高。シャイで内向的な彼女が、曲がかかると別人のように歌い踊る姿にただただ驚いた。13歳とは思えない素晴らしいパフォーマンスだった。ただの一般人が評価されて煌びやかな祝福を受けるのを観るのは清々しい。惜しくも彼女は決勝で敗退してしまったけど、ゴールデンブザーの瞬間がとても感動的で何度も観てしまう。


Courtney Hadwin: 13-Year-Old Golden Buzzer Winning Performance - America's Got Talent 2018

ゴールデンレトリバーと変態飼い主さん

可愛い。猫派だったけど、これ見てると犬飼いたくなる。


今から幸せになります I can be happy !

③茶トラ子猫ひろしの成長日記

3年前からあるチャンネルを今更知った。と言うのも茶トラで検索すると一番最初にでてくるから。悶絶するほど可愛い。茶トラ猫飼いたい・・・。


茶トラ子猫拾った翌朝 ベッドの下から恐る恐る可愛い↑↑ / Sleepy cat Hiroshi: Grumpy morning

④パンダ関連

無類のパンダ好きの私。パンダ観てるだけで幸せになれる。上野のシャンシャンは本当に可愛い。母シンシンとのじゃれ合いが見られなくなるの寂しいな。


パンダのシャンシャン、誕生から1歳までの記録


シャンシャン508日齢(4)2018年11月2日撮影

 

あれ?好きなものを考えながら書いてたら、いつの間にかモヤモヤ消えてるぞ。成功した相手と自分を比べたりするのバカバカしいね。そりゃ名声や好きなものでお金は欲しいけど。また一歩一歩、楽しいこと考えながら頑張ろう。